アメリカの就職で必要なJob Referenceとは

Job Reference

最近、前の会社で採用した方からjob referenceの依頼がありました。 日本では馴染みのないものですが、アメリカでは転職の際にreference(リファレンス)を求められることがよくあります。 リファレンスチェックは、候補者の実績や性格を前職の上司などに直接問い合わせて確認する、選考プロセスの最終ステップひとつです。 採用企業側はリファレンスチェックを行う過程で、候補者が面接で話した内容やレジュメの経歴等に虚偽がないかを確認し、勤務態度や成果に関する情報を本人をよく知る人物から直接聞き出します。

Backdoor Reference

Job referenceは通常、候補者が選定した人物が対象になるものですが、採用企業側が裏でリファレンスチェックを行うbackdoor referenceというものも存在します。サンフランシスコの有名ゲーム会社KabamのCEOであるKevin Chouは、backdoor referenceの有効性についてLinkedInに記事を載せています
彼は、候補者が自ら選定したreferenceは一般的に良いことを言うが、backdoor referenceは異なる意見を持っている場合が多くあると主張しています。 本人が選んだリファレンスがポジティブなことを言うのは当然っちゃ当然ですよね。

質問項目

僕が実際に聞かれたものも含めて、一般的なリファレンスの質問内容をまとめました。 基本的に、就業期間、職名、年収の他に以下のようなことを聞かれます。

  • How would you describe the candidate’s work performance?
  • What are the candidate’s strengths and weaknesses?
  • Is the candidate eligible for rehire?
  • Is the candidate trustworthy?
  • How would you describe the candidate’s ability to communicate?
  • Why did the candidate leave the position?

アメリカに支社がある日系企業の場合でもリファレンスチェックを取り入れてたりします。

無意味な文化

個人的にリファレンスチェックを行うことは、ほぼ無意味だと思っています。 自分のことを悪く言いそうな人をそもそもリファレンスとして選ばないですし、リファレンスになるような人は大体定型文を用意しているので、評価内容に信憑性がありません。 ぶっちゃけ、リファレンス側にとっても面倒です1。。。
アメリカは成果主義なので、その人が評価されているかどうかは昇進ペースである程度判断できます(Junior, Associate, Lead, Seniorなどのタイトルをレジュメでチェックすればわかります)。

職名や就業期間などを前職のHRに問い合わせるような、ファクトチェックのシステムで十分だと個人的には思ってたりします。


1 とは言え、自分もリファレンスが必要な時はありますし、頼まれたら快く引き受けています!